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ノンセクシュアル (HORROR WAVE)

ノンセクシュアル (HORROR WAVE)

ノンセクシュアル (HORROR WAVE)

作家
森奈津子
出版社
ぶんか社
発売日
1998-01-01
ISBN
9784821105724
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ノンセクシュアル (HORROR WAVE) / 感想・レビュー

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アト

ノンセクシュアルを扱った小説は初めてだとわくわくしながら読んでいたらとんだサイコ野郎が出てきた。五十嵐貴久の『リカ』を思い出す。主人公の友人・夕子のキャラクターがいい。

2017/06/23

ユキ

一昔前の作品だからだろうか、読んでいて引っかかる点がいくつかあった。主人公詠子がバイセクシャルであると同時にポリガミーであることについて特筆されていないこともそうだが、一番はやはりアセクシャルとノンセクシャルが混同されている点であろう(さらに言えば性嫌悪も多少含まれている感がある)。セクシャルマイノリティーについてこと細かに描いてゆくのは回りくどいことかもしれないが、出来ればそこも含めての作品であってほしかった。心理描写等にとても共感できただけに残念だった。

2013/05/30

烏骨鶏

え、あの森奈津子さんかな?と、滅多に図書館で見かけない名前を見つけて即読み。 結構ノンセクシュアルの人は実は多いんじゃないかなと密かに思っていたので。 然しノンセクシュアルという指向の問題というより、人との向き合い方なのかな、と思った。 お嬢様の太刀打ちできない個人的な超理論。実はこれって実に幼い物の考え方なんだなってさらっと描かれている。 夕子が登場からしていい。性的な指向はどうあれ、ひとと向き合うときのあり方は、夕子が最もクールでオトナでは?

2021/08/07

morlin

バイセクシュアルの詠子は、二股が原因で男の恋人・徹とも、女の恋人・秀美とも別れることになった。別れた後、嫌がらせにやってきた徹から助けてくれたのは、ノンセクシュアルの美女・絵里花だった。急激に親しくなる二人だったが、異常な執着と性への嫌悪をもつ絵里花に、詠子は少しずつ違和感を覚え始める。絵里花が怖すぎる。どっちつかずというか優柔不断で周りを振り回し、自分も何となく生きているような詠子は、憎めないけれど近くにいると大変だろうと思った。秀美と夕子が好き。

2014/07/01

ハル

夕子かっこいいつきあって 私にとっては残念なことに彼女はノンセクだけども

2012/07/12

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