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『性別が、ない!』ということ。

『性別が、ない!』ということ。

『性別が、ない!』ということ。

作家
新井祥
出版社
ぶんか社
発売日
2007-11-01
ISBN
9784821109524
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『性別が、ない!』ということ。 / 感想・レビュー

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かおりんご

トランスジェンダーではなく、インターセックスの著者が書いたエッセイ。トランスジェンダーに関しては今までも本を読んだり、友達にいたりするのでなんとなく知ったつもりでいたけれど、インターセックスははじめて。どちらの性をあわせもって生きているなんて、生きづらそうだなぁと思いました。今はまだ出会ったことがないけれど、この先教え子にいた場合、どうしていくのがよいのか、色々と考えてしまいました。誰にとっても居心地のいい学校生活が今後の課題です。

2015/12/14

なるみ(旧Narumi)

著者新井さんのマンガも読みましたが、個人的にはこちらの文字による一冊の方が、新井さんのストレートな感情や気持ちが描かれているように感じました。

2020/01/29

アイアイ

「肉体でなく心の中の性別が自分の性別!」 離婚で引っ越し作業をしながら女から男へ性転換した過去を振り返る。 胸の摘出、医師も勿体ないと言う手術の内容も著者本人はあっさりと書いている。 レズビアン思考の学生時代もあり、男性化する事にそれほど抵抗も見られない内容。半場おちゃらけ~て描かれた文章に本当の感情面はあえて伏せられているようにも感じた。▽図書館

2016/04/15

スケキヨ

インターセックスの著者自身が綴った「女として」「男として」「半陰陽として」が軽いタッチで描かれた作品。インターセックスについては漫画「IS」を読んでいたので知ってはいました。著者からみた日本の「性別」の扱いの変化や、個人から感じる性別の価値観などが新鮮で勉強になりました。確かに「男らしく」「女らしく」とか最近聞かないし、言えば「何を前時代的な事を」と思うなぁ。この本、インターセックスを知る入門書に最適だと感じました。ついでに巧君、いいキャラだ(笑)

2011/03/07

Te Quitor

性別が揺らいで一定ではない人っているんですね。しかも個人差がある、と。自分の無知さが少し嫌になったが興味深い本でした。新井さん、面白い人ですね。楽しんで読めたエッセイでした。

2012/03/04

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