がんまんが 私たちは大病している (ぶんか社コミックス)
がんまんが 私たちは大病している (ぶんか社コミックス) / 感想・レビュー
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コミックエッセイ。内田春菊さんが大腸がんの発症から抗がん剤、人工肛門にした経緯が描かれている。がん以外のよく分からないものが書いてあって、純粋にがんの経過を読みたかった。少し読みずらかった。ストーマケアに関わった事もありますが、6人に一人は癌になる時代。これからの勉強として読んでみるのもいいかも。
2018/03/19
ぶんこ
糖質制限を始めて痩せていき、大腸がん発見。漫画なので読みやすいけれど、内容はシビア。特に、入院・手術となると保証人や付き添い人といった身近な頼りになる人が居る、居ないがガク〜ンと心を叩く。春菊さんは付き添いになれる身内が子どもしかいなくて条件合わず。付き添い人無しでの手術。ICUで目覚めた時サワ先生⁉︎なんと付き添い人をつとめてくださった!感動しました。医師に恵まれるとは、こういうこと!術後は本当に寒い!そんな時紙で出来た袋状の物があって、暖かい気体が吹き込まれて暖かくなる!知らなかった。続きも読む。
2024/09/05
たまきら
内田春菊さんの、自分の「その時」を描くパワーって、どこまでも主観一本で、他の人の批難なんかもそっくりそのまま受けとめてる感はやっぱりすごいなあ、と思う。恋愛だったり、セックスだったり、離婚だったり、子育てだったり。それががんになったあたりも自然な流れというか…ストーマ編へ続く。
2019/09/25
でんか
内田春菊さんが便通異常で近医を受診、直腸癌と診断、術前化学療法、直腸癌の根治術+人工肛門造設術を受けた話。人工肛門造設を回避できるほどは化学療法の効果がなかったようですが(たぶん)根治術になっているかんじ。続巻予定ありで終わってます。相変わらずの内田節というか、「私たちは繁殖している」からのあの、内田さんにとってアカン人はホントにアカン様に描かれるのはいつも通りなので(上手く表現できないのですが)、ちょっとそこは苦手な所。病気されても知人Drなどの人的資源をフル活用しておられてさすがと思った次第。
2018/01/11
みーなんきー
この当たり前のありそうでなかったタイトルのこの本、タイトルに違わず、大腸ガンが見つかってから、その後の治療までを詳しく書いている。取材の形は取っていないが、それにしてもこんな風に素人にわかりやすく教えてくれる医師や、がん経験者達と良い関係を築いている春菊さんの人徳が光る。がんは何か1つの原因ではなく、数年かけてじわじわと悪化する腫瘍らしいが、大腸の場合、肛門を閉じて、人工肛門にする、という大きな変化が辛い。ヘソの横穴から袋に溜まる排便や、鎖骨横に入れる点滴など慣れない不自由さもありそうだ。ノンフィクション
2020/07/24
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