快感のいらない女たち: 今を生きるあらゆる立場の女性の心身の真実に迫る! (ぶんか社文庫 さ 4-2)
快感のいらない女たち: 今を生きるあらゆる立場の女性の心身の真実に迫る! (ぶんか社文庫 さ 4-2) / 感想・レビュー
すーちゃん
時代の風潮や小さな家庭と言う隔離された社会なんかもあって、生きづらさを感じている女性は多いものなんだな。セックスをテーマに語られるそれぞれの人たちに、みな共通して自分を曝け出せない、頼れない、甘えられないという幼児のような震える心があった。 女という性を持っている人みんな、こんなに頑張って生きている。なんとか自分を奮い立たせて戦っている。それを人生の汚点だと片付けてしまうのは違うのではないだろうか。でもやっぱり、そちらに行ってしまうのは倫理としてはダメなのか…。 同じ女として考えさせられた。
2021/08/22
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