私を抱いてそしてキスして (ぶんか社文庫 い 6-1)
私を抱いてそしてキスして (ぶんか社文庫 い 6-1) / 感想・レビュー
遥かなる想い
第22回(1991年)大宅壮一ノンフィクション賞。 エイズパニックの最中、黒人米国人を夫に持つ 著者が エイズボランティアターをした時の ルポである。エイズに感染した友との日々を 丹念に伝える。知識欠如ゆえの 偏見のため、 感染患者は 心を破壊され、亡くなっていく… 大切な人を失うことの哀しみが 静かに伝わる、そんな本だった。
2018/10/11
greenish 🌿
エイズ患者の実態を知るために、アメリカでホーム・ナース・ボランティアの資格を取得した著者。やがてエイズ患者である一人の黒人女性と友情を育んでいく。周囲の偏見・差別、そして自らの心に潜む病への恐れを乗り越えて、芽生えた友情を描く感動のルポ
ぼの
HIV感染者のお話。この度胸は凄いです。
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