菊池寛のあそび心 (ぶんか社文庫 き 4-1)
菊池寛のあそび心 (ぶんか社文庫 き 4-1) / 感想・レビュー
miyagi
カンカン先生のエッセイや人生哲学と、お孫さんの回顧録などを項目ごとにまとめたもの。特に家訓(?)の項目では、彼の「あたたかいリアリスト」らしい一面を垣間見れてまたひとつ魅力的なところを知れたようです。あの思い切りと面倒の良さ、ある種の博愛主義を併せ持ってはじめて、「兄貴分」としての菊池寛をみることができるのかなと。 個人的には子供にも勝負事でまけるのがいやな(子供っぽい)のがかわいかった…
2017/12/27
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