私たちは繁殖している (11) (ぶんか社コミックス)
私たちは繁殖している (11) (ぶんか社コミックス) / 感想・レビュー
みーなんきー
内田春菊さん、名前は知ってたけど、そんなにテレビに出ていたことは知りませんでした。ネットで顔調べましたが、うーん見たことあるかなぁ?でも、これくらいの有名人なのが、ちょうど暮らしやすくて良いですね。ドラマの殺され役やら、講演会などには呼ばれて街では、気付かれずに、一般人として普通に生きられる。日々の暮らしを描いたこの作品、毎日のゴタゴタや、家族のやりとりが楽しいです。また、家族全体が俯瞰的に見られて、自分の生活まで、改めて楽しく感じられます。
2016/07/15
みーなんきー
4人の子供達と、若いユーヤとの事実婚。毎日漫画家、俳優、バンドのメンバーとしての仕事をこなしながらも、手作りお菓子などで、お友達をもてなしたり、梅干、ヨーグルト、納豆など手間のかかる予備品を作るのはさすが。大人数でガチャガチャ暮らす中、大黒柱である責任は重く苦しい。事実婚の相手ユーヤとだんだん冷めきった関係になり、ラストでは別居に行き着くところが心配。やはり女が稼いでいる、という点は男性にとってプライド潰される事なのかな。
2016/09/15
la_belleequipe
春菊さん、結構わかりやすくストレスが身体に出るタイプなんだな。前の離婚の時とかもそうだったような。お大事に。小さい子たちのエピソードでもあんまり笑えなくなってきちゃった一方で、長男くん(祝合格)が相変わらずいい味出してる。望む幸せの形は人それぞれ違うんだろうけど、子どもたちが元気に過ごせてることが春菊さんの原動力であることは間違いないんだと思う。毒吐いてサバサバしてカラっとした生活/作風になるといいな。
2012/01/12
なるときんとき
息子1受験。娘1と息子2不登校気味。ユーヤの愚痴がちょこちょこ出てくるなと思ったら別居に。ラブラブな時からユーヤは変わってないんだろうけど(仕事少ない飲み会多い)、内田春菊さんの受け止め方が変わったのかなあと。娘2に父ちゃんみたいな人と結婚したいと言われて「父ちゃんみたいな人は仕事少ないから、娘2が仕事頑張らないと」みたいに言ってたし。
2019/08/06
ツキノ
もうおなかいっぱいだなーと思いつつ、読んでしまう。妊娠・子育てを客観的に分析的に見て表現している漫画としては、他に類のない名作なのだが、「のどかなファミリー路線」(P72)から外れて、夫婦(男と女)のコミュニケーションギャップに焦点が当たっているところが、すごいところ。男はコンスタントに仕事してないと余計な所でパートナーの女性と張り合ったりする、ということか(余計なお世話だけれど)。
2012/01/09
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