高橋葉介傑作集 海から来たドール (ぶんか社コミックス)
高橋葉介傑作集 海から来たドール (ぶんか社コミックス) / 感想・レビュー
なつ
ホラーだけでなく、冒険ものやSFも良質だと感じさせる高橋葉介作品。この本もそれが存分に堪能できました。遠い島から日本にやって来た少女ドールとトオルの交流を描いた「海から来たドール」を筆頭に殺伐としながらもどこか微笑ましい中短編が続く中、「たった一人の日本人」は今の時期を彷彿とさせ、何とも言えない恐怖を味わいました。
2020/07/23
北白川にゃんこ
発想がとんでもないよなあ。悲壮な話もあったりするが皆前向きで爽やかな気分にもなれる。砲台いいよね。
2018/08/10
akiu
中短篇集。表題作は恐竜にまたがりやってきた南の島の少女ドールとの冒険。ノアの箱舟な話。「砲台」は世界崩壊後に子ども同士でホンモノの砲台使ってドンバチするというブラックな話だが、雰囲気がどこまでも陽気で楽しげなため不思議な読後感が残って面白い。「妖獣の女王」は宇宙的恐怖ただよう怪作。彼の作品全般的に、たまにクトゥルフ神話的な要素がさらりと入り込んでくるのが正気度に響く。続きそうな終わり方だが続きはないのか…。
2019/10/28
ぴよ(toyoneko)
高橋葉介短編集。劇画狼推薦の「竜神伝説」目当てで読んでみた。なるほど凄い話だった。その他の作品も奇想に溢れたものが多い
2022/06/11
Elm
Unlimited
2019/07/24
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