もののけ草紙 弐 (ぶんか社コミックス)
もののけ草紙 弐 (ぶんか社コミックス) / 感想・レビュー
なつ
小兎、てっきり男の子と思ってたら女の子だったのね。コロコロ動く彼女がいろんな事件に遭遇するのですね。舞台がWW2の最中~その後なだけあり、薄暗い不気味さが漂っています。人の心が生み出した怪物もこの時代らしくよりダークさや悲しさが増幅した気がします。「きるじゃぷ様」とかまさにそう。そして手の目姐と小兎も徐々に「家族」らしさが。
2020/10/25
眠る山猫屋
おきゃんな押し掛け弟子・小兎が、幼い頃の“手の目”にそっくりで可愛らしい。何だかんだ言っても、寄り添うように生きていく二人。今までの高橋作品には、あまり見られなかったかも。まぁやってることは、若旦那と似ているんだけどね。
2012/05/04
こっこ
戦後の貧しい日本の情景がちらほら 見える。人々の情や欲は目に見えない。 無意識化で肥大した悪霊たちは哀れだ。
2019/02/18
akiu
怪奇幻想譚。一話読み切り型。主人公である手の目は(特に理由はなく)少女から妖艶な女性に成長(変身)し、代わりに幼い小兎が、話を転がす役割を担う。舞台は敗戦直後くらいの日本へと移動。特にその辺を意識しない話かと思いきや、突然、時代が生んだ悲劇、みたいなのが顔を覗かせる展開になったりして、けっこうショックを受けたりする。意外と社会派な側面もある内容でした。おどろおどろしくも美しいタッチが素晴らしいですが、見惚れているとガツンときます。面白いです。続きも読みますよぉ。
2018/11/07
北白川にゃんこ
戦後もののけ!戦後だなあ。しかし手の目もしっかり熟女だぜ。おはD。
2018/08/12
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