洗脳するマネジメント~企業文化を操作せよ
洗脳するマネジメント~企業文化を操作せよ / 感想・レビュー
nadel
素晴らしい組織エスノグラフィー。どなたかも書いていますが邦題がよくない。タイトルのせいで私も避けていましたが、組織のなかで、組織のために熱狂する一方、日常生活に侵食されないように、燃えつき症候群にならないように葛藤する社員を、小説とも思える瑞々しさで描いています。脱帽。
2015/06/07
garyou
原書を読んだ後だつたのですいすい読めた。さうでなければ日本語があまりにもこなれてゐないので読みづらいことこの上ない本だつたらう。原書では著者の出自による影響が読み取れたが、訳書では「なんだか「1984年」のやうだなあ」といふ感じが強い。「洗脳する」といふ邦題にとらはれてしまつたせゐか。監修者による解説が巻末にあつて、これは読みやすく「組織エスノグラフィー」理解の助けになると思ふ。
2011/08/23
saku_taka
経営管理の一環として,企業文化を作り出し,従業員をあの手この手でその文化に染め上げていく。そのエスノグラフィー。もとは博士論文。緻密な聞き取り調査のたまものであるが,どうもテック社がアメリカ的で変な感じ。ただ,こういう本はほかにないのだろうね。
2010/03/16
Mika Otomo
企業文化を理解するため。ボトムアップの考えを知れたけど、そのモデルの会社はなくなってしまった
2020/10/04
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