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野菜畑で見る夢は

野菜畑で見る夢は

野菜畑で見る夢は

作家
小手鞠るい
出版社
日経BP
発売日
2009-03-12
ISBN
9784822247362
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野菜畑で見る夢は / 感想・レビュー

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優愛

野菜を取り入れた本書に教えられたのは結局は愛も料理もシンプルが一番って事。想いも味も変に凝ったり取り繕ったりすればするほど伝わりにくいものだから。好きな野菜を好きな調理法で美味しく食べる、それはきっと大切な人と一緒にいられる毎日と同じくらい幸せ。野菜について勉強している事もあり、頷きながら楽しく読みました。愛のこのみ焼きには笑ってしまったけど案外素敵なプレゼントかも(笑)ふんわり優しい緑色と甘みがある春キャベツは私も大好き。多種の野菜のレシピ本としても活躍しそうです。野菜が種から愛らしくなる事間違いなし。

2015/01/17

あつひめ

最初から引き込まれて一気読み。読後は…農作業に携わることができていてよかったなぁと自分の身を振り返った。小さな種一粒から命は繋がる。大きなスイカもあの小さな種からできる。暮らしの中に息づくものに優しく触れている登場人物たち。そして周りの人を大切にしながらちゃんと自分にも優しくなれている。思いを貯め込まず思いを伝える手紙の数々。思いは風に吹かれながらきっと天国に届いていたと思う。とても穏やかな気持ちになれて書きたいことが山のように浮かんでくる作品でもあった。今年のお気に入り作品の一つになりそう。

2012/01/20

ゆにこ

短編集かと思ったら、第一話で気になった二人がまた別の話で出てきて安心。二人の将来を見届ける事ができて良かった。作中登場する野菜を使った料理がどれも美味しそう。

2014/05/06

野のこ

これ好き。表紙がこのみちゃんの大好きなグリーンの口紅みたい。短い話に野菜がひょっこり顔をだす繋がる物語たち。どの登場人物もいいなぁと思える人たちだし料理も美味しそうだし野菜畑も生き生きしてる。「パルミジャーノのきんとん雲に乗った、空豆の大冒険」に興味津々。「イタリアのおっかさん風アラビアータ」「ほうれん草とじゃがいものガレット」は作ってみたいです。ラディッシュの漬物のピンクはよくします。初恋なんて考えもしなかったけど。野菜豆知識にふむふむでした。少しだけ野菜博士になれたかな♪物語の最後の繋げ方まで素敵。

2017/11/12

くろにゃんこ

三人の女性による短編…いや、繋がっている♪野菜が食べたくなって、育てたくなって、愛おしくなります(*^-^*)

2021/02/18

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