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沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか

沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか

沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか

作家
ケイン岩谷ゆかり
外村仁(解説)
井口耕二
出版社
日経BP
発売日
2014-06-18
ISBN
9784822250232
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沈みゆく帝国 スティーブ・ジョブズ亡きあと、アップルは偉大な企業でいられるのか / 感想・レビュー

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5 よういち

アップルという企業がどれほどスティーブ・ジョブズという人物に頼ってきたかということが痛いほど分かる。スティーブ・ジョブズ亡き後を継いだティム・クック、方向性も見えず、世界を揺るがすようなリリースは未だ見られない。◆そもそもスティーブ・ジョブズなる人物は並の人間ではない。21歳で友人とアップル社を立ち上げたジョブズは翌年、マッキントッシュを世に出し、脚光を浴びる。しかし、その破壊的な言動と全てを犠牲にしての完全主義のためアップルを追放される。後にアップルは倒産の危機に直面するが、それを救ったのはジョブズだ。

2018/12/10

Jun 1960

非常におもしろかった。ただ、あとがきにも書いてあるように、アメリカでは、Amazonの書評は、賛否真っ二つに割れているようです。Apple信者と、そうでない冷静な見方ともいえますが。でも、何が起ころうとも、ジョブズが、クックに遺言として言った、「ジョブズだったらどうするか?じゃない。自分が正しいと思ったことを、やれ!」がある限り、Appleは突き進むと信じてます。という自分はApple信者ではあるけどね。

2014/07/08

GASHOW

WWDCでiphone7の発表日にこの本を読んだのは、感慨深い。ジョブスがいなくなってから革新的な製品が提供されなくなってきたと言われていた。iphone7からイヤホンジャックを捨て、MacbookからUSBを捨てタイプCに変えた。クックは、「ジョブスならどうするだろうと考えるのではなく正しいことをしよう。」と述べている。時代を切り開く商品を一定の間隔で発明し、多くの製品を作り出し、その品質を保証し、売上も確保するということは並大抵のことではない。クックの後任こそが難しいかもしれない。

2016/09/13

Arowana

ブラック・オア・ホワイトではないけれど、何事も光と闇があるということで(^_^;) アップルという巨大なリスク…。日本の産業もただではすまないでしょうね、これは。Apple、Google、Amazon…etc。便利コワすぎる世の中!そして自発的にシステムに支配されていく自分…。うーん、SFが現実化していきますね。

2014/07/22

牧神の午後

うーん、筆者は何を言いたいのだろう。Appleにいつまでも信じられないイノベーションを産み続けて欲しいのか?でも、それはムリな話した。人が成長するように会社も成長する。あの悪の帝国(笑)MSが、いまやevilGoogleに比較されるほどにね。ましてやJobsという希代のカリスマ暴君がいなくなったのだ。方向が変わるのも当然。ヘルスケアやアップルペイのようにイノベーションの方向が変わったのだ。それを見ずに、文句を言うのだから悪意を持ってイチャモンをつけているように感じてしまう。そりゃ、クックも文句を言うよね。

2015/05/20

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