トヨタ物語 (強さとは「自分で考え、動く現場」を育てることだ)
トヨタ物語 (強さとは「自分で考え、動く現場」を育てることだ) / 感想・レビュー
バイクやろうpart2
野地秩嘉さん作品一作目です。帯の豊田章男社長さんの前向きなメッセージに、直ぐに手にしてしまいました。目に見えるトヨタしか知らない私には驚きの連続でした。危機感こそが今のトヨタの原動力と感じました。『トヨタ生産方式』『かんばん方式』.『ジャスト イン タイム』知っているつもりが、まだまだ奥が深いこと知りました。解説も、これからの自動車の方向性、あり方を語られてます。自動車産業に関与しながら、あまりに激動する様に踊らされている自分が居ましたが、少し視界良好になりました。いい本に出会え良かったです。
2021/12/30
toshi
日本を代表するグローバル企業のトヨタの生産技術に関して書かれた本。 トヨタに関する書籍は数多あり、その中には良く書かれていないものも多い。「絶望セールス」なんか読むと、どうしようもない会社と思わせる。それに対してこの本は思いっきり好意的に書かれている。 本田宗一郎や井深大だと開発物語となるところだろうけど、豊田喜一郎も彼らに負けないエンジニアでありながら、乗用車の完成前に亡くなったせいか、開発に関してはあまり読んだことが無い。この本もそのあたりにはちょっと触れてるだけで、メーンテーマはその生産システム。
2018/02/20
たー
トヨタに興味がある人には良いかと。
2018/01/29
ハゲおやじ
なかなか読み進められなかった。文庫本派の私にとって、この厚さ/重さ/価格には驚きであった。内容は、大きな会社は”一日にして成らず”で成功している様に見えても 常に危機に対応している事が書かれている。嫌がられる仕事を黙々とこなしている方々には頭が下がる(もっと評価されても良いのにね)。勉強にはなったが、私の読書分野では無い事もわかった。関連企業の方々は、ある意味イヤイヤ読まされているのかなぁ…。さあ、次は私の読書分野に走ろうっと。
2018/03/05
リュウジ
★5 当然、最初からこれほど巨大な世界企業ではない。 豊田自動織機からベンチャーとして自動車製造をスタートさせたトヨタが、いかにして世界のトヨタへと成長していったのか。その道程をトヨタを語るうえでは外せない「トヨタ生産方式」を中心に据え、野地さんらしいお話の組み立てで物語っていく。ホント、時に倒産の危機もあったことは知らず。そしてこんなに泥臭い企業だとは思わなかった。特に戦後「ビッグ3」に飲み込まれないためにトヨタは何をどうすべきか、知恵を振り絞る様を読むと、本当に日本にトヨタがあってよかったと思った。
2018/07/07
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