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名づけえぬものに触れて

名づけえぬものに触れて

名づけえぬものに触れて

作家
柳美里
出版社
日経BP
発売日
2007-07-05
ISBN
9784822263126
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名づけえぬものに触れて / 感想・レビュー

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KIMI

柳美里さんのブログ。お正月から始まっているので1月に読むのに丁度いいと思ったが、早々に重い💦さすが😅。亡くなった大切な人を思い、ボロボロになりながら描き続け、幼い子を育てる日々。本当に辛そう、悲しくて腹立たしくことが多くつづられているが、ブログ用に行間をとって書かれているので、詩を読んでいるよう、凛としてる。綺麗とさえ感じた。鬼気迫る執筆生活。息子さんが出てくる場面がぽっかりと絵本のように甘く可愛い。「命」のあの子が命を支えてる…尊い😢

2023/01/17

CCC

自分はよく口内炎ができる体質で、いまもキツめのが二個できているのだが、たまたま本でその話題が出てきた。さて、筆者のスタンスは……? 「わたしは、みなさんもご存知の通り、specialがつくほど短気な性格です。~中略~ 口内炎ができたら? ピンポーン!! そう、その通り、則噛みつぶぅす!」 ひぎゃあああ(想像して悶絶)。そりゃ強い人だと言われるのも道理だ(貶してるわけではない)。内容はブログでした。シリアス度の高さがやや特異。ただ本の形式が読みにくかった。可能なら首を90°折ってお読みください(冗談です)。

2022/03/03

ジョナ

10年前に、とある出来事を機に始まった柳美里のブログ。そこで書かれた文章をまとめて本にしたもの。10年前に作家がウェブ上でまとまった文章を公開したりするのは、珍しかったようだ。こころの闇、醜さから逃げずに、書く。走る。そして、生きる。柳美里さんには、これからも書き続けて欲しい。

2014/05/21

優しい月

変わった装丁。本を横にして、横書きを読む。読みづらいけれど、ネットの掲示板に記載したものを本にしたので、出来るだけそのままの形にしたかったのだと思う。自分の闇や醜さにも向き合い、書き続けている人。亡くなった大切な人達の誕生日や命日に心が揺れるところは共感出来る。書くことが生きるエネルギーになっていて、書かなくなったらどうなるのだろうと思う。長く書き続けて欲しい。

2012/11/29

ぴかぴか

2004年1月から2005年7月、ネット上でファンへ向けての日常生活等をつづったブログをまとめたもの。ネットでの交流を探っていたよう。「ヒミツはあるんだよ」と公言した上で綴っている内容は赤裸々で正直。こんなこと書いちゃってダイジョーブ?(鎌倉のご近所さんの悪口とか。。)とハラハラしたり、体調崩している場面では心配したり、笑ったり「私は生きなければならない、子供を自立させるために」という言葉に泣けたり感動したりとすっかり楽しませてもらった。(HP立ち上げのきっかけになった事柄はとても悲しい出来事からである)

2021/05/12

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