政治を語る言葉―札幌時計台レッスン
政治を語る言葉―札幌時計台レッスン / 感想・レビュー
デューク
学生やボランティアが中心となって運営されている、政治を考えるフォーラム。そこでの講演をまとめた一冊。 内容は、保守主義とは、政党とは、モンスターペアレントが増えた理由とは、小泉改革の意味とは、安倍総理が改憲を目指す理由とは、など。5人の識者による、政治を語る上でのヒントとなる言葉たち。「政治」というビッグワードでは具体性がない。だからこの本や、その基となったフォーラムのように、具体的な言葉と身近な事例で政治を語る言葉が必要。この本に書かれていることが絶対の正解ではないが、ベースとなる考えを学べる一冊。
2015/01/19
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本来の「保守」の考え方が自分にしっくり来るというのが意外だった。それくらい言葉を知らないのだなと実感。この本は2008年の発行で小泉政治が多くの箇所で触れられていて、自分にとっては記憶が残っていて評価も定まっているところなのでわかりやすかった。その後、民主党が政権を取ってまた自民党に戻って、それを言葉にできるようにしないとなと思うのだけれど、あまりに勉強不足……。
2013/08/10
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