美女ありき: 懐かしの外国映画女優讃
美女ありき: 懐かしの外国映画女優讃 / 感想・レビュー
Gen Kato
川本氏の著作としては以前に類似のものがあり、とり上げる顔ぶれもほぼかぶるとはいえ、写真もプロフィール(ことに身長がミソ)も充実した、楽しく嬉しい一冊です。
2014/07/26
都人
33人の欧米女優が登場。著者とほぼ同年輩の私にとっては、懐かしい人が多く半分以上の人を当時の映画で見ている。「九月になれば」のサンドラ・ディーが33人に入っていないのが残念。「ジーナ・ロロブリジータ」は入っているのに。
2013/11/16
サトル
ハリウッド黄金時代を飾った女優たち、その横顔も垣間見せながら話のネタが小粋にまとめられている。大女優になるには私生活でも劇的な物語が必要になると云う。エリザベス・テーラーはデビー・レイノルズから夫を略奪し世間から総スカンをくらったものの急性肺炎の大手術で同情を味方につけてアカデミー主演女優賞まで手に入れた。ドリス・デイが映画「卒業」のミセス・ロビンソンに当初キャスティングされていたとはびっくりだ。ジャンヌ・モローやキャサリン・ヘプバーンの良さは分からないが、ミレーヌ・ドモンジョの色香はプンプン漂って来る。
2021/10/11
STARGAZER
33人の懐かしの映画女優たちのエピソードが多数紹介されていて、紹介された女優たちの出演映画を観たくなる一冊だった。個人的には、既にだいぶ観ているものの未見作があるグロリア・グレアムの出演作を全て観たいと思う。
2020/07/19
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