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地図の記号論: 方法としての地図論の試み

地図の記号論: 方法としての地図論の試み

地図の記号論: 方法としての地図論の試み

作家
塩見 鮮一郎
堀 淳一
田中 勝也
野崎六助
永野 恒雄
津野海太郎
出版社
批評社
発売日
1990-01-01
ISBN
9784826501101
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地図の記号論: 方法としての地図論の試み / 感想・レビュー

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chang_ume

1989年刊。昭和天皇崩御の緊張感をなんとなく漂わせながら、「地図論」をめぐるアンソロジー。地図にことよせたスノッブに時代を感じつつ、一方で着想を湧かせる一節も多い。読者としては、いわば地図の言葉を拾うような体験です。知覚・経験の認知を通じた表象が地図であるとしたとき、それは単なる対象の置き換えにはならず、「捏造」(塩見鮮一郎)といった恣意性や、生活世界を復権させるような「略図」(津野梅太郎)などが生まれていく。地図と経験のあいだには何があるのか。古地図から被差別民を消す作業とは何か。ヒントを多くもらう。

2020/05/03

nanana

オムニバス(?)形式。第3章がなかなか過激でおもしろかった。

2010/04/04

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