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エビデンス主義: 統計数値から常識のウソを見抜く (角川SSC新書 75)

エビデンス主義: 統計数値から常識のウソを見抜く (角川SSC新書 75)

エビデンス主義: 統計数値から常識のウソを見抜く (角川SSC新書 75)

作家
和田秀樹
出版社
KADOKAWA(角川マガジンズ)
発売日
2009-07-01
ISBN
9784827550757
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エビデンス主義: 統計数値から常識のウソを見抜く (角川SSC新書 75) / 感想・レビュー

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χ

数を主体に考えること。そうすれば完全とは言えないけども嘘にだまされにくく気付きやすくなる。頭の中のもっともらしい理屈で処理しない。権威のある人の言葉もしかり。フィクションの探偵みたいに頭の中だけで判断してると見誤る。ガチガチに考えると日常生活に支障をきたすから大事なことに重点をおくと視点漏れも防げるか

2020/03/29

すいみん

何故と問い、理由を数字で探し出せという本。唯統計は母集団選択の恣意性やデータの解釈等があり、統計自体の精査も必要で非常にめんどくさいと思う。本書で紹介していた事例も別観点からの異説を複数思い出せますし。 エビデンス主義を主張するのに拘泥するあまり飲酒運転という犯罪を肯定的にとらえるのはいかがなものかと思います。

2015/10/08

まこ魚

世間には特にエビデンスが無いにも関わらず浸透しているものがある。それは何となく納得させられてしまう「もっともらしい理由」がつけられているからだ。だからしっかりとエビデンスを求めていく姿勢がないとだまされてしまいますよ~という内容。著者が医者ということもあり医学に関連する例が豊富。悪く言えば「証拠を求めよ」というシンプルな主張を色々な例で膨らませて一冊の本にした感じ。

2015/03/12

Kazuya

マスコミの報道や社内の報告などで使われる数々のデータ。本書を読んだことでそれらの見かたに小さい変化が生まれたと思う。 でも自分が誰かを説得しようとする場合、この思考法は逆手に取れるな...とも。これはこれで更なる研究の余地あり。17

2010/09/15

ispanoman

フォントが小さくて、新書であっても活字量は多いことに、当初は閉口していたが、読み進むうに日本の社会、政策などへの切り込みになっており、筆者の専門分野で最後は締めくくられ、面白く読めた。「常識のウソ、怪しい常識」というテーマが何度も繰り返され、実験と実証による裏付けデータであるかどうか、疑ってみる態度を推奨。わが身に起こったらどうか、というスタンスと、自分が当事者の性別や立場、年齢などであったらどうかという、立場を変えて認知をしてみることも、その主張、理屈を評価するときに役立つと述べている。

2014/10/22

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