事業性評価融資: 最強の貸出増強策
事業性評価融資: 最強の貸出増強策 / 感想・レビュー
koji
事業性評価融資とは、最近の金融業界の流行言葉で、企業の事業内容や将来性を評価して融資することです。その目指す方向性は、金融行政指針で明確になってきており、多くの書籍でも解釈が採り上げられています。本書の主張を一言で言うと、銀行は、行政が用意したプラットフォームや能力が高い税理士とのネットワーク力(要は税理士を選別せよ)を使い尽くして、その時間的能力的制約(付帯業務繁忙で融資に手が回らない、現場の融資能力低下、リスク過敏な本部決裁)を超えて事業性評価融資を推進すべしというものです。賛否両論の問題提起の書です
2016/10/09
かわうそまん
金融庁が提唱し、今後、地域金融機関が推進していかなければならない「過度に担保や保証に依存しない、取引先の事業内容や将来の成長性をもとに融資判断をする」事業性評価融資について。事例が豊富で非常に分かりやすかったです。ただ、実際の現場は事例のようにスマート、スムーズではなく、もっと生々しくドロドロしてるんでしょうが…。
2017/02/26
39taka
中小企業の事業性を理解するにあたって、当社の顧問税理士をはじめとして、外部の協力を仰ぐことの必要性・重要性を認識した。全部自分の力でやろうと思っても無理。お客様にもそのことを伝え、事業性の説明資料を書面で提出してもらうことも一案。
2018/05/05
感想・レビューをもっと見る