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地方消滅と東京老化 日本を再生する8つの提言

地方消滅と東京老化 日本を再生する8つの提言

地方消滅と東京老化 日本を再生する8つの提言

作家
増田寛也
河合雅司
出版社
ビジネス社
発売日
2015-06-19
ISBN
9784828418247
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地方消滅と東京老化 日本を再生する8つの提言 / 感想・レビュー

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壱萬参仟縁

限界集落が限界団地でも限界を見出せるように、東京こそ集落に学ぶべきだと思われる。人口の4割が65歳以上になる2060年(19頁)。私は死んでいるのでわからないが、放射能でどこまで今の長寿を維持できるのか? 甚だ疑問。増田教授:真に深刻なのは、空き家が増えて大変なことになるというところで思考停止していること(29頁)。一歩踏み込む勇気を。河合氏:われわれは社会が縮むことを前提として、今後の社会を考えなければならないところまで追い込まれている(39頁)という。

2015/08/26

メタボン

☆☆☆★ 「東京都の距離が逆に武器(ITの活用、リスク分散)」「世界的ローカルブランド(鯖江や燕三条の技術力、集積)」「世界オンリーワンの街づくり」「都会にはない暮らしやすさの発信」「県内二地域居住でにぎわい維持」「発想の大転換・スーパー広域連合」「アクティブシニアが活躍CCRC(コンティニューイング・ケア・リタイアメント・コミュニティ)構想」「第三子以降に多額の現金給付」という8つの提言。加速する少子高齢化に直面している日本に猶予はない。

2015/11/09

ロマンチッカーnao

地方消滅という言葉を聞くけれど、実際に、人口減少で統廃合で消えた地域は多い。しかし、それが大都市に影響を与える。と、いうろころまでこの本はしっかりと踏み込み、今後の東京を描いている。地方は消滅し、東京は老化する。日本自体が消滅する危機すらある。そのまでを踏まえた内容です。興味深く拝読しました。しかし、後半部分の具体的提案は、はっきり言って全然だめでした。会社の運動会や社員旅行がなくなって、若者の出会いの場が減ったとか・・(;´・ω・)正直唖然としました。。

2015/09/06

冬木楼 fuyukirou

図書館本。東京は地方から若者を吸い寄せて成長してきたけど、地方が衰退少子化すれば若者を集められなくて高齢化(東京老化)する、と。で、地方の対策として8つの提言①東京との「距離」が武器②世界的ローカル・ブランドの創出③世界オンリーワンの街づくり④暮らしやすさの発信⑤二地域居住で「にぎわい」維持⑥スーパー広域合併⑦「CCRC」構想⑧第三子以降に多額の現金給付。 わかりやすいのは⑧現金支給でしょう。子育てはお金かかります。長期的には②③世界の○○市!が有効かと。地方は生活費安くても仕事が無ければ暮らせません。

2022/01/31

Matoka

人口減少、超高齢化が進む日本、老化する東京。影響は国防にまで及ぶ。東京をどうするのかというグラントデザインのない政府、読めば読むほど未来に希望を感じられなくなる。その中で問題対策編として八つの提言が示されている。気になったのは日本流にアレンジしたCCRC構想。「もう一度大学生プラン」と題されたこの提言、実現するならぜひ参加してみたい。

2021/10/02

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