創価学会は復活する!?
創価学会は復活する!? / 感想・レビュー
kenitirokikuti
『宗教問題』誌編集長小川寛大と宗教学者島田裕巳との対談本である▲創価学会は戦後日本の宗教団体で最も成功した。しかし、ライフサイクルとしては最晩年に達しており、カリスマ池田大作の死後、どうなるか不明である。主婦達の婦人部も単なる女性部となり、宗教法人の認可を巡るあれこれも東京都から文部大臣に移っており都政に拘る理由も失われており、教学については日蓮正宗の無理なところを半端に引きずっており、SGIはネット以前に日本とアクセスできる団体であっただけ。SGIのイケダ先生は日蓮正宗の門徒ではない。など
2023/04/17
みじんこ
創価学会と日蓮正宗の関係、池田名誉会長の未だ大きな存在感や、公明党のこれまでの歩みと転換点となった事柄、時代の変化に伴い衰退が進んでいる背景など非常に勉強になった。教義は意外と単純化されていたり(その点を問い直す必要性も述べられているが)強引な勧誘は減り信者は二世、三世が多かったり漠然と持っていたイメージとはだいぶ異なっているようだ。自公の不協和音が報道されているが、教団というよりある種の選挙互助会的になっているともいえる。他の教団も含めて、どう時代に適応していくかは真剣に考えていく必要があるのだろう。
2023/06/10
SK
P.215 2023/4/1
2023/03/22
感想・レビューをもっと見る