かつどん協議会
かつどん協議会 / 感想・レビュー
ゆみねこ
これは原さんの初期の作品。ちょっと私には合わなかったようです。残念!面白い視点で描かれていることは確かです。
2014/09/27
バニラ風味
かつどん…と聞いて、まず思い浮かべるのはカツ?卵?それとも…。かつどんの人気復活キャンペーン会議に偶然参加することになった男。自分のかつどん理論を説いたため、会議は混乱。そして、卵が大切だと主張する者、いや、肉だ、調味料だ、玉ねぎだと言い立てる者たちからの「自分の味方になってもらおう」というアピールが始まった。読んでいるうち、、当然、食べたくなりますわな(笑)。他「くじびき翁」「メンツ立てゲーム」と合わせて三篇。どれも、サラっとした内容でなく、「うーん、そうかな?いや、まてよ」と考えさせられる内容。
2015/11/03
zanta
凄まじいほどの表現力。胃が弱くなって、揚げ物は今ひとつ楽しめない昨今の私。…なのに、かつどん食べたい!と思わされた。いかにも美味しそう。そして、ほんのちょっとだけ現実とは違う事を描いていて、ありそう、と思わせてくれる。一番おもしろく感じたのは謝罪士かな。謝罪を人に依頼した時点で許してくれないだろうとは思うけど。
2014/05/07
ga-ko
謝罪のテーマが面白かった。こんな時代、自己中が多くてクレーマーが増加している。この商売、あたるのでは?
2015/10/07
ラムネ
けっこう探した!ついに見つけた!!面白い!!! 原宏一の第一作にして魅力すでに満開だ。 裏表紙にメッセージを寄せてるのが、清水義範であることも納得。 確かにその系譜につながる人だ。 かつ丼を巡る各団体の権力争い。 政治をくじ引きで決めるべきだという主張。 謝罪専門を行う会社。 奇想天外なんだけれど、読み進め内、 あってもおかしくない、いやあるべきだと思わされるから不思議だ。
2018/03/29
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