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こたつ

こたつ

こたつ

作家
原宏一
出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1998-01-01
ISBN
9784828818368
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こたつ / 感想・レビュー

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ナガ

こたつ道総本家の跡取り娘の彼女と結婚するため、主人公はこたつ道師範を目指す。読んでて、おバカ~って思うこともあるけど、笑ってはいけないのですね。真剣です。一通りの説明と共に主人公が成長していったらしく、さらっと物事が進んでいきました。短い話の中に迷いがあったり悪役がいたり、黒幕は誰だ?な展開があって楽しめました。こたつ道、お風呂にも使えそうとか思ってしまいました。もう一つ短い話が入っていて、こちらも楽しめました。主人公、結果いいとこ持っていったな~

2014/10/31

mikea

「こたつ」は、なんだか、ほわ~んとした空気感漂うお話。意表を突かれたこたつ芸・・・。たしかにこたつで「ぼ~」っとしているあのひととき・・・あれが「悦」なんだろうか~。こたつでこんなに話が広がるなんて面白すぎる!「町営ハリウッドムービー」はこれまた独特の胡散臭さがたまりませんでした。

2011/01/20

事務所ひとり

nyancoさんに教えて頂き、即借即読致しました。笑える~。でも笑っちゃいけない。500年の歴史があるのだから。「こたつ道」日本に本当にあってしかりです。昔父の実家は、炭の掘りごたつだったのを懐かしく思い出しました。あれ、炭の火加減が意外と難しいんですよ。「町営ハリウッド~」もそうだけれど、意外に社会とか行政へ向けてのメッセージがあったと思うのです。他の芸事は政治やお金が絡むとか、地方交付金をたっぷり使って妙な建物作ってるとか・・・。なかなか深い本です。良かったです!!

2011/02/09

おしょも

原さんらしいと言えば、らしい作品。大人のユーモアたっぷり。原さん作品初めての人は「・・・・??」という感じかもしれませんね。原さんの食べ物の描写が好きなので、食べ物が少なかったのでちょっと残念。

2013/12/18

かんこ

まさかのこたつ宗家のお話し。笑っちゃうようなふざけたこたつ道を本気で真面目にってのが良い。町営ハリウッドムービーもバカだなーとなにやら愛しい心持ち。真面目に馬鹿馬鹿しいってのがいいね。

2010/10/21

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