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電話男

電話男

電話男

作家
小林恭二
出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1985-05-01
ISBN
9784828821498
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電話男 / 感想・レビュー

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c3po2006

★★★

2016/09/11

清冷

とるこ日記から気になって読みました。乙一さんが、言ってたのは迷宮生活についてなのかしら。

2014/05/27

夢月

インターネットという言葉もなかった時代に、無料で他人から掛かってくる電話に答え続ける存在「電話男」について描かれた表題作。顔も知らない電話男に対して、愛憎を抱くようになった男の挿話や、コミュニケーションと知恵の話など、現代と照らし合わせると予言のような話も多い。UFO研究会のような感覚を尊ぶ考えや、死に近付きたい暗黒幻想は、今の我々にも根付いているのだろうか。同時収録の「迷宮生活」は、曖昧な人の心に振り回されたくない男が、自ら神を創造し、救いを見いだそうとする物語。現代の信仰の拠り所が、生々しく描かれる。

2021/07/08

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