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僕らの広大なさびしさ

僕らの広大なさびしさ

僕らの広大なさびしさ

作家
谷村志穂
出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1995-02-01
ISBN
9784828824970
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僕らの広大なさびしさ / 感想・レビュー

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あつひめ

苦しみの中に居る時、不安な渦に巻き込まれている時…人は永遠に出口など見つからないのではないとと出口を探すことすら放棄してしまう。もしかしたらほんの数メートル前にあったとしても。でも、人生の中にあらわれる出口は出口のようでいて第二ステージの入り口でもある。また新たな苦しみや不安が待っている。でも…本当は小さな小さな喜びや幸せも潜んでいるんだけどね。母親のうつ病を看病するうちに自分にもその重苦しさが伝染してしまう。そんな生活から一歩遠のいてみようと言う気持ちもまた第二ステージに入った証のような気もする。

2012/03/24

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