ノーバディーズ・フール 下
ノーバディーズ・フール 下 / 感想・レビュー
Zen-zen
ロバート・ベントン監督の映画版(主演ポール・ニューマン)が大好きなので原作も読み。主人公サリーと死んだ父との関係が重要なモチーフだが、映画ではそこをばっさり切っていると判明。アダプテーションの選択として興味深い。上巻を読むのに時間がかかったけど、下巻は一気読み。決して善人というわけではなく悪人でもない、後悔、失望、ささやかな楽しみと共に生きているリアリティ溢れる人物造形が秀逸。自分がアメリカの田舎町バースに登場人物たちと一緒に生きているような気分になった。久しぶりに「長い良い小説を読んだぁ」という満足感。
2013/05/28
りつこ
面白かった!でも帯に書いてあった感動とかそういうのとは微妙に違うような…。
2009/01/15
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