ひまわりの日々
ひまわりの日々 / 感想・レビュー
ヴェネツィア
かつて「海燕」に連載されていたエッセイをまとめたもの。統一したテーマはない。しいて言えば、演劇と短歌に関する話題が多いか。俵万智さんは、つかこうへいのお芝居がお好きなようで(私も大好きだが)、彼に触発されて脚本を書いたようだ。その後も、少なくてももう1本戯曲があるようだが、ぜひ舞台で見てみたいものだ。実作者ならではの観点から、脚本と生の舞台の関係が語られていて、とっても興味深い。後半はバリに行き、当地の結婚式を見たり(ちなみにバリではお葬式もお祭りのようだが)、初めてリゾートの良さを実感する。
2018/07/26
にゃんこ
【図書館】 歌人:俵万智さんのエッセイ。 普段、エッセイは読まない派の私ですが、読んでいる間、とても楽しかったです‼ 万智さんらしく、歌人の紹介もあり、旅行先でのエピソードもあり…。 またいつか、再読したい本です。
2014/07/04
ジュースの素
俵万智さんの30代前半の頃の作品。短歌はもちろん芝居の台本までとても多彩で驚き。スッキリした文体も読みやすく、言葉選びがさすがだ。海外にも何度も出かけていてこの本にも描かれている。大学で一人暮らしの時の母親に向けて細かく仕切ったハガキにビッシリと書いたハガキは素晴らしい。
2021/08/03
ミカヅキカゲリ
地位が確立されてる感じのエッセイで羨ましかった。
2010/04/10
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