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空虚としての主題 (福武文庫 よ 101)

空虚としての主題 (福武文庫 よ 101)

空虚としての主題 (福武文庫 よ 101)

作家
吉本隆明
出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1986-01-01
ISBN
9784828830032
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空虚としての主題 (福武文庫 よ 101) / 感想・レビュー

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amanon

以前読んだ『マス・イメージ論』と似ているなという印象を抱いたが、実際系譜的に連なるらしい。また、てっきり書き下ろし作品かと思っていたら、雑誌に連載されていたということに気づいて、いささか驚かされた。リアルタイムで雑誌に掲載された作品を毎回一つのテーマでくくってこれだけまとまりのある物を書けるとは…正直、その内容の十分の一も理解できているかどうか、怪しいのだけれど、著者独特の語り口に魅せられて読み進めていたという感じか。かつては同じような感じで吉本の信者になった人が少なからずいたんだろうな…と思わせる。

2018/09/12

ぼっせぃー

文芸時評ということで、その時代のイメージ様式を色濃く反映したものかと思いきや、小説に関しての普遍的分析が多く中々勉強になった。ただし、言葉の使い方に慣れるのが難しく、泣きたくなるレベルで読みにくい。

2011/12/18

yoyogi kazuo

文芸批評だが、悪文の見本のような文章で、とにかく分かりにくい。それでも独特の呪術的と言ってよいほどの重量感のある文体に引きこまれてゆく。こんな文章が書けるようになりたい(嘘)。

2021/01/13

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