鞆ノ津茶会記 (福武文庫 い 301)
鞆ノ津茶会記 (福武文庫 い 301) / 感想・レビュー
フリウリ
これは傑作ではないかと思っている、たいへんに好きな小説。「当日、有田蔵人介は御手前の役を買つて出るので張り切つてゐた。前日から深津村の船着場の船頭に注文し、鯛や鰆を生簀に入れさして、高瀬舟で遡上する当日に魚を生簀から出して荷造りさせた。鯛や鰆など鋸屑に塗し、一尾ずつ薦に包ませた。これも蔵人介は小田原合戦で土産話に聞いた仕方である」p114 9/10
2020/09/18
感想・レビューをもっと見る