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くだものだもの (福武文庫 た 901)

くだものだもの (福武文庫 た 901)

くだものだもの (福武文庫 た 901)

作家
日本ペンクラブ
俵万智
出版社
ベネッセコーポレーション
発売日
1992-10-01
ISBN
9784828832562
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くだものだもの (福武文庫 た 901) / 感想・レビュー

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tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

俵万智が、くだものを題材にした短編をアンソロジーしたもの。村上春樹「葡萄」を読む。台風のため乗っていた熱者に一晩閉じ込められたことを面白く語っている。

2020/10/01

双海(ふたみ)

31篇の短編集。あまんきみこ「白いぼうし」、芥川龍之介「蜜柑」、宮澤賢治「やまなし」は久しぶりに読みました。清水義範「旬」、原田宗典「少年の夏のスイカ」が気に入りました。

2013/01/24

Naota_t

★3.3 俵万智がくだものを題材に好きな短編を集めたアンソロジーです。個人的には、白石公子の「メロン」という作品が良かった。切ない〜。この本には、そのほかにも枇杷、トマト、スイカ、バナナ、パイナップル、苺、ミカンなど色々出てくる。くだものを小説に使う効果がじわじわわかってくる。季節が伝わり、そのくだまのごとにある、読者の記憶や情景も伝わってくる。不思議なことにどれも子供の頃の記憶が多い。やはり、子供の頃って多感だったのかなぁ〜。特にトマトが食べたくなりました。(読み終わった後、実際に買って帰りました)

2017/09/15

asamitu

くだものの瑞々しさや色艶の鮮やかさは、人の感情に寄り添うものだなぁとしみじみしました。色んな人の色んな作品が織り混ざっているけれど、違和感なく読み進めました。梶井基次郎の檸檬は、短編集の「檸檬」で読むよりも、他の作家の作品に混ざった方が、その存在感が凄まじく、異彩を放っているように感じました。

2017/03/11

ルイ

いろいろな作家さんが書いた短編の果物にまつわる小説を集めた本だが印象に残ったのは野田秀樹さんの瀬戸内寂照さんの話だった。そして、随分前にこの本を読んだなと読み始めてから思った、図書館から借りた本だが自分の本棚にないことを祈る。

2011/02/17

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