白鳥異伝 (BEST CHOICE crew)
白鳥異伝 (BEST CHOICE crew) / 感想・レビュー
灰音
本当に面白い。 二人の主役たちの出会いと別れと再会の書かれ方がとてもいい。
2020/09/25
はらへりこ
ずっと昔に図書館で借りて以来の黒白鳥再読。すっかり徳間版に馴染んでいる私にとっては、描写の違いが面白くてたまらなかった。徳間版とは遠子の印象がけっこう違う。こちらの方が、少し大人っぽい印象。見慣れない一文があるなと思ったら徳間版では削除されているものだったりして、ああ、もったいない!と思ったり、無いほうがすっきりしていていいかな、と思ったり、そんなこんなでとても堪能した。
2010/12/16
sanukinoasayan
シリーズの初巻「空色勾玉」から数百年後、「大蛇の剣」の力をめぐる輝の神の裔と、闇の神の裔の人々の物語である本編。神代から勾玉を守ってきた三野の里で、双子のように育った遠子と小倶那。都の為政者の皇子に似た小倶那は、皇子の御影人となることを請われ、十二歳にして都へ登りそこで運命に導かれるように「大蛇の剣」を手にしたことで、二人の絆は引き裂かれてしまう。見事という他ない物語のスケールと緻密な構成、古代大和をベースとした歴史ファンタジーは幾多あるものの、これほど完成度の高い先駆け作品があることに驚きを持って感謝!
2024/05/08
sakko/さよ
初読は23年前。何度か再読していたけど、今回は黒白鳥を入手して(ア〇ゾンで買いました)おそらく10年以上ぶりに再読しました。本当に面白い。大好きです。遠子と小倶那の長い旅を見届けられてよかった。そして彼らの子孫が薄紅で活躍するんだなぁ。二人の旅に付き添った菅流はほんといいやつ。かっこいいのにお人好しだな。この物語は遠子のパワーがすごいんですよ。幼馴染をこんなにも愛して憎む少女の物語ってほかにあるだろうか。白白鳥もあまり時間を置かずに再読したいです。ちょいちょい違うのかな
2022/10/12
どら母 学校図書館を考える
記入漏れ
2016/02/23
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