カオス レギオン01 聖双去来篇 (富士見ファンタジア文庫)
カオス レギオン01 聖双去来篇 (富士見ファンタジア文庫) / 感想・レビュー
キーツ(Nob Arakawa)
色々と作品を読み進めてきて思うに、本リシーズは表現者冲方丁と言うよりはプロ作家としての側面がかなり前面に出ている印象が強い。具体的にはきっちり富士見ファンタジア文庫と言う読者層に合わせた文体と作劇と言う部分。くだけて言うならば凝った表現や小難しい伏線は限りなく抑えめで物足りなさもあるのだけれども、まごうことなき冲方テイストにも溢れているわけでなかなか悩ましい作品。ゲームも軽く調べてみたけれど評判悪かったみたいねぇ。いずれにしても過渡期の冲方作品と言う位置づけで続きを楽しむとしますか!
2016/08/21
なしかれー
完全なんてありえない。そんな中、何が正しくて、何が間違いなのか見極めるにはどうしたらいいのだろう。みんな大切なものを守るために動いているのに。
2013/06/02
ぶらっどおれんじ
ジーク、ドラクロワ、シーラの三人の関係が徐々に掘り下げられていって、長編カオスレギオンへと続く物語を更に深めている。ドラクロワ素敵すぎる!ジークが惹かれるのも分かる気がする(笑)シャイオンの怪物のラストで、ノヴィアが怪物の姿にレオニスを重ねて見ている描写にえらく感動しました!冲方氏はやはりこういう書き方がもの凄く巧いなあと、改めて実感。ロムルスの死ぬシーンで思わず泣いてしまいました。冲方氏の作品はたとえラノベでもテーマ性が強く、人間ドラマが熱い!そこがたまらなく好きだ。
2013/01/26
Y
面白いんだけど、後半になるにつれて早く終わらないかな…と思ってしまった。シャイオンの怪物の話はあそこまでやられるとクドくてねぇ… ちょっとマンネリなってる気もする。似たような構図が多いんじゃぁ〜
2023/01/30
紺
「お前は・・・超えられるのか・・・。憎しみを超えられるのか。」きっとこれは正義と悪の戦いなんかじゃない。今回は感想をまとめて書きたい。カオスレギオンを完読してからまとめます。
2012/09/06
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