KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

カオス レギオン02 魔天行進篇 (富士見ファンタジア文庫)

カオス レギオン02 魔天行進篇 (富士見ファンタジア文庫)

カオス レギオン02 魔天行進篇 (富士見ファンタジア文庫)

作家
冲方丁
結賀さとる
出版社
KADOKAWA(富士見書房)
発売日
2003-12-01
ISBN
9784829115787
amazonで購入する

カオス レギオン02 魔天行進篇 (富士見ファンタジア文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

キーツ(Nob Arakawa)

文庫の厚さがようやくらしくなって参りましたっ!そして中身もいよいよ重厚に。そして我思うに流浪の民を描く日本語って実は日本民族が有史において体験してないだけに適切な言葉が見当たらないのだなぁと改めて感じた次第。また西洋語であっても歴史や民族と密接に関わり合っている為に、これまた表現が難しい。Exodus? Diaspora? Refugee? Migrant? Refugee=難民が一番近いイメージだがなんか違う気もする。とまあ物語を読み進めつつそんな言葉探しをしていたりもしたのである。ああもちろん名著デス

2016/08/27

なしかれー

シリーズ4作目になるのかな。。二万人がまだ見ぬ故郷に向かい、ひたすら行進する話。故郷を失い、絶望に嘆く暇すら与えられず、厳しい旅へ出る住民たちの潔さに頭が下がる。あと一歩の場面でのノヴィアとナデッタの民の精神力、列を離れたかと思われたカヤたちの加勢に不覚にも泣きそうになった。でも、一番印象的なのはトールの成長。

2013/06/06

saho

戦う力を持たず、ただ歩みゆく2万の民を守るジークとノヴィア。何度読んでもナデッタの民の最後の大行進は圧巻。「ノヴィア=エルダーシャの橋だ!」

2011/05/30

エルナイン

「難民」と「土地」を主題に据えた話。二万人もの難民を、主人公ひとりで守護する。「ただ目的地へ向かってひたすら歩く」物語だが、旅の道程で成長していくキャラクターたちに、徐々に徐々に感情移入。最終的には自分まで二万人のなかの一人であるように錯覚。相変わらず巧いですね、冲方先生。複雑なストーリーでない分、書き手の技量が真に問われる話。や、お見事としか言いようがないです。ラノベを読んで本気で目頭が熱くなったのは初めてです。

2010/10/09

Y

ちょっと間開いたからかレオニスって誰だっけ?という感じになっちゃった。もしかして前作ちゃんと全部読めてなかったのかも? まあでも普通に面白かった。ただただ歩いてるだけなのにね

2024/08/19

感想・レビューをもっと見る