ソード・ワールド短編集 へっぽこ冒険者とイオドの宝 (富士見ファンタジア文庫)
ソード・ワールド短編集 へっぽこ冒険者とイオドの宝 (富士見ファンタジア文庫) / 感想・レビュー
てんぱい
3人の作家が一つの題材をリレー形式で描かれた短編集。最初はサーラ、次にへっぽこーず、そして最後はバンドールとなかなかに楽しそうな面々。それぞれの作家がそれぞれのパーティの特徴を引き出せた面白い一冊だった。解説の『キャスター付きの安楽椅子探偵』うまい事を言う。
2013/09/24
barcarola
このところ山本弘さんの作品を多く読んでいて、それならばと本書も引っ張り出してみた。その山本さんによるサーラ譚から始まるリレー風の作品群。一般的(?)なリレー小説と異なり登場キャラクターも代わって行くのでクオリティ的には問題無いのだが、作品毎のノリの違いに頭を切り替えるのが大変である。
2023/03/11
ぷるっちょ
本短編集は『イオドの奪うことあたわぬ宝』をキーワードに繋がっている連作なのだが、自分は最初に『赤い鎧』シリーズ4作目にあたる『毒を食らわば』(本短編集の第3話目)から読んでしまい、少々内容が理解できなかった。本作の作者である清松みゆき先生には、『混沌の大地』シリーズを完結させてほしかったが、ソードワールド1.0の商業展開が終了してしまった現在では、望み薄なんだろうな。
2016/12/25
マコト
手持ちの本には帯に「120巻突破」とあるので、旧版ソードワールドは、たぶん、100巻ぐらいは読んでることになる。購入当初は赤い鎧シリーズが好きで、それを目当てに購入したが、改めて読み返すと、各短編の「イオドの宝」連作としての繋がりが面白いしリプレイシリーズも読み返したくなる。(120巻か、どれだけ残ってるか)とりあえずは、赤い鎧シリーズの再読かな。
2020/11/03
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