サンタ・クラリス・クライシス (富士見ファンタジア文庫 164-1)
サンタ・クラリス・クライシス (富士見ファンタジア文庫 164-1) / 感想・レビュー
のれん
ヤマグチノボル氏の方向転換作の一つ。 トレンディドラマのような臭さがあるけれどそれがなによりも魅力的な作風とは別のラノベらしい純正ラブコメ作。 ただ、この後にゼロ魔が生まれたと考えるとコメディタッチについての是非を考えさせられる。 内容については好きという理屈を超えた感情の表現が薄味だったかなと。関係性や設定は悪くないのに、ラブコメ最大の魅力の爆発力を抑えてしまっている。その失点が魅力を隠してしまってる印象。悪くはないけど微妙の典型。
2019/06/10
マヌヌ2号
読むタイミング1ヶ月遅くない? 存在を知ったのが年末なんだからしょうがねぇだろ。ヤマグチノボル作品初読である。えっ『ゼロの使い魔』読んでないんですかと煽りを入れられそうだが実はその通り、読んでないのである。アニメ放送時のぼくはラノベというかそもそも小説をあまり読んでいなかった。さて本作はというと、ボーイミーツガール×アンジャッシュネタ×クリスマスストーリーという感じの内容で無難に良かった。何より文章が心地よく、とりわけあとがきが良い。オイお前本編を誉めろ。いや本編も無論良かったよ。ラスト1ページは特に
2020/01/22
ひざこぞう
「いつもの感じでお願いします」と言われて書いたんかなと思うくらいにヤマグチノボルのラブコメ。それがいつものあとがき等みたいな文章で綴られる。習作。箸休め的に1,2時間でさらっと読むにはちょうどいい。
2014/01/26
菊地
追悼その3。もうちょっとクラリスに可愛げがあれば良かったんだけどね……キャラの書き方やイラスト、話運びなど、ちょっと「古いラブコメ」といった感じでしたね。
2013/04/15
suzuki-takefumi
「サンタ娘ネタだけに、寒くてよく滑る」などという馬鹿なことを言いたくなるような小説。露骨で極端な設定だけで笑いをとりにいっている感じで、ラブコメのコメディ部分が寒々しい。悪友をもっと生かせなかったか。
2010/03/02
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