極北からの声: サイドアームズ2 (富士見ファンタジア文庫 か 3-3-2 フルメタル・パニック)
極北からの声: サイドアームズ2 (富士見ファンタジア文庫 か 3-3-2 フルメタル・パニック)
- 作家
- 出版社
- KADOKAWA(富士見書房)
- 発売日
- 2006-07-01
- ISBN
- 9784829118429
極北からの声: サイドアームズ2 (富士見ファンタジア文庫 か 3-3-2 フルメタル・パニック) / 感想・レビュー
mitei
フルメタの過去編。宗介は壮絶な過去を過ごしてたんだなと思うし、カリーニンが宗介に特別な思いを持って、一般人に戻って欲しい気持ちがよく分かった。テッサも家庭で苦労してるんだなと思った。
2010/01/27
芳樹
【再読】カリーニンと宗介の過去に焦点を当てる『極北からの声』と、マデューカスとテッサの過去を描く『<トゥアハー・デ・ダナン>号の誕生』、という本巻の主要人物がカリーニンとマデューカスというオッサン回なのですが、これまで示されてきた人間関係を補完するエピソードで、作品への理解が深まりましたね。シリアス展開の一方「大食いのコムラード」では、宗介が拾った「白猫」が実は…、というベタな展開で、大いに笑わせて頂きました。シリアスとコメディのバランスがとれた楽しい作品集でした。
2024/01/28
海猫
他の巻とくらべライトノベルとは思えない重厚なエピソードが2編。これだけではエンターテイメント性に欠けるがシリーズを通して考えるならば重要な外伝であると思う。最後の虎を飼う話がいつものコメディだった。これで現在刊行されてるフルメタ短編集はすべて読了。あとは長編シリーズ後半を集中して読むのみ。
2011/03/27
佐島楓
ソースケとテッサの過去。ふたりとも壮絶な生い立ちを経て、いまがある。かなめとの出会いで大きく変わるソースケに、よかったね、としか言えない。
2016/05/04
サイバーパンツ
宗介とテッサの過去編は、カリーニンと宗介、テッサの関係の掘り下げで、ラノベらしからぬハードな内容。エンタメ性は極めて薄いが、本編の補完としては良い短編。あとがきの著者によるパラレルワールド的世界観の説明も面白い。最後の宗介が虎を飼う話は、宗介ボケまくりの、久々のコメディで笑えた。
2016/09/17
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