ダークエルフの口づけ 2 (富士見ファンタジア文庫 21-82 ソード・ワールド・ノベル)
ダークエルフの口づけ 2 (富士見ファンタジア文庫 21-82 ソード・ワールド・ノベル)
- 作家
- 出版社
- KADOKAWA(富士見書房)
- 発売日
- 2007-02-01
- ISBN
- 9784829119020
ダークエルフの口づけ 2 (富士見ファンタジア文庫 21-82 ソード・ワールド・ノベル) / 感想・レビュー
陸抗
再読。陰謀、策略が張り巡らされた中で、アマデオとエビータの純粋さが、ささやかな救いなのかな。アマデオの村が滅ぼされ、元凶となった人物は生きたまま。これが、何かの始まりだとしたら、最後に待ち構えているのは、絶望しか残されてないんじゃ…。
2015/02/07
てんぱい
こういう策略が張り巡らされた話は大好物。登場人物が増え続けるが、よく書き分けてあって混同することなく読み終えた。
2014/12/02
ぎお
二巻目はひたすら悲しみを強いる話だった。どいつもこいつも野心、策略、陰謀ありまくりで心が暗くなる。アマデオは一巻目以上に青臭く、叫んだり謝ってばかり。しかも強くないし囚われてばかりで少しイライラする。それでも今回の仕打ちはあまりに酷だ。ウリエラの一生も悲しすぎる。元凶のカマラサも生き残ったままだし、果たして村の仇は討てるのか。アマデオの成長があまり感じられないのも辛い。エビータの純粋さだけが唯一の光だ。事態は大きくなっていくようだがあと二巻でちゃんと終わるのか不安だ。
2014/07/20
kou
なんとも中途半端でよくわからん話だったなあ、という印象。犠牲があってそれを乗り越える形で、アマデオとエビータが成長するという話かと思いきや、あまりそういう結果になってない(一応その形にはなってるけど、ちょっとオチが弱い)。しかも、一方で諸悪の根源は残ったまま。かと言って、滅びの美学を描いている話でもない……。ほの暗い雰囲気はとても良いんだけど、なんかそれだけだったなあ。なんだが読後にもやもやしたものが残ってしまう話だった。
2012/12/25
Theodore
やっぱりダークエルフとバンパイアは美人のお姉さんに限る! という一冊。それに加えて、始終漂う暗い雰囲気と背後で繰り広げられる陰謀劇もまた素晴らしい。陰謀や腹の探りあいはやはり女のお家芸、女の仕事だなと思う。
2009/11/23
感想・レビューをもっと見る