我が秘密の生涯 下 (富士見ロマン文庫 1-14)
我が秘密の生涯 下 (富士見ロマン文庫 1-14) / 感想・レビュー
KAZOO
この本は世界の奇書といってもいいのではないかと思っています。現在はほとんど絶版になっています。文庫では3冊分冊で出版されていました。英語版でも3冊本が多いのですが。19世紀の英国のある男性の性の遍歴を延々とつづったもので女性向とは言えないでしょう。カサノバなんか物の数にも入らないくらいです。しかしながら、文芸評論あるいは読書評論の大家である谷沢永一さんが絶賛しており、私もそれで数回読みかえしています。開高健もファーブルの昆虫記に匹敵するといっています。まああまり体力がない時には読まないほうがいいと感じてい
2012/09/17
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