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機動警察パトレイバー: 風速40メートル (富士見ファンタジア文庫 27-1)

機動警察パトレイバー: 風速40メートル (富士見ファンタジア文庫 27-1)

機動警察パトレイバー: 風速40メートル (富士見ファンタジア文庫 27-1)

作家
伊藤和典
高田明美
佐山 善則
出版社
KADOKAWA(富士見書房)
発売日
1990-10-01
ISBN
9784829123744
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機動警察パトレイバー: 風速40メートル (富士見ファンタジア文庫 27-1) / 感想・レビュー

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roatsu

劇場版第一作の小説版。時間を経ても物語としての面白さ、託されたテーマの深さは少しも褪せない金字塔。活字になると映像とはまた違う行間や陰影が読み取れて味わい深い。便利さゆえ急速に発展し社会を覆っていくシステムにもし悪意が仕組まれたら、という普遍的な文明への警鐘とこれに知恵と勇気で立ち向かう若者達の群像劇というストーリーは何度読んでも胸躍る。後藤隊長の年齢に近づいた身からすると第二小隊というか特車二課はマネジメントの観点で各自の自己実現と成長が素直に行われる理想的な組織の姿ではなかったかなんて思ったりもする。

2018/04/07

無重力蜜柑

表題作はOVA版最終話「特車隊、北へ!」と劇場版1の間の話で、香貫花がNYに帰る直前の短いエピソード。安心感がある。後半(というか大部分)は劇場版1のノベライズ。まあ普通に脚本家が書いた可もなく不可もなしなノベライズという感じで、特に言うことはない。こうして見ると、やっぱ劇パトの異常な格好良さは押井守のセンスなんだろうかという気もするな。自分がシリーズで一番好きなのは断然劇場版2だが、アニメとしてバランスが良いのは1だと思う。『パトレイバー』の一番王道を行っているのはゆうきまさみ版だろうか。

2023/02/02

のれん

アニメの脚本家が書いただけあって、最低限の文章で雰囲気が伝わってくる。アニメ視聴が前提になるが、映像追体験できるのはノベライズとして正しい形であろう。 特に劇場版一作目ノベライズたる表題作はあの臨場感そのまま。 パトレイバーはアニメ、漫画で大きく違うことが知られているが、どちらも『正義の味方』について真剣かつ理想的に描いている(押井守色が強いのはノーカンで)。 後藤さんはもちろんだけど南雲さんに香貫花、泉、篠原、そして太田も自らの立場と正義感を秤にかけてる。そういう所に大人として憧れるわけだ。

2021/03/28

nstnykk9814

電子書籍で5冊200円ちょいで売っていたので迷わず購入。映画の映像や音楽を思い出しながら読んだ。まだ4冊分あるので、じっくり楽しもう。

2016/11/04

LNGMN

アニメ・漫画から入る人が大多数だから問題ないとは思うが、パトレイバーの世界を知らない人は戸惑うだろうな、というざっくりさ加減。劇場版の雰囲気を感じ取れるのが良い。

2023/08/13

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