風の大陸 外伝 1 (富士見ファンタジア文庫 2-5)
風の大陸 外伝 1 (富士見ファンタジア文庫 2-5) / 感想・レビュー
エンブレムT
個人的に「待ってました♪」状態の、キャラ読みOKな外伝に突入~。義に篤く腕と度胸も抜群という、理想の戦士・ボイスが主役です。過去の話が交錯し、明るく強い戦う乙女部隊なんて集団も登場。イラストがとっても華やか♪人質として生きてきた姫や婚約者の公子のワケアリな感じや、呪術師の少年と彼に付き従う狼の関係も後を引く感じです。・・・後を引く・・・ええ!続いちゃうんですね!!すんごくイイ所で終わってます。気のせいか、端整すぎるきらいのある本編より面白くなりそう(笑)もし面白くなくても、脳内でいろいろ補完できそう(爆)
2010/08/11
文庫フリーク@灯れ松明の火
裏表紙の刊行順だと第四部の次がこの外伝だった。なるほどボイスと、傭兵のバリカイ・女戦士マンレイドとは、ここで知り合うのか。娘子軍(じょうしぐん・若い女ばかりの軍隊)隊長として登場するマンレイドが、最初『レイ』と呼ばれていた為まごついてしまった。カルパシア国へミュティレイナ姫と婿となるスリティスを護衛する旅なのだが、この1冊で終わらない。外伝2を読まねば。若き日のボイスが待っている。
2010/07/21
珂音
いわゆるひとつの・・・ボイスとマンレイドのなれそめ、恋バナ。戦闘シーンはあまり想像力を働かせたくないほどハードです。ボイスとマンレイドの恋は激甘になりそうな雰囲気なんだけど、さほど進展もせず次巻に続く
2010/07/24
violetta(不定期出没)
再読。ボイス主役の外伝は、「緊迫した隣国関係の中での人質にしていた主筋の姫を故国に帰すと共に自国の公子と婚姻して絆を深めるための道中」というハードそうな道のりなのに、娘子軍のノリは女子高状態だなぁ。ボイス、落ち着いてるところは本編と変わらなくも見えるけど、やっぱりちょっと若くて楽しい♡ マンレイドに魅かれていくとことか微笑ましくって。剣戟の裏で呪術の闘いがついてくるのもお約束。この人の呪術の戦闘は派手でない分、結構ゾッとすると思うのだ。ゲド戦記みたい。
2010/08/14
ナカショー
本編にも少し登場してたマンレイドとバリカイとの出会いが描かれているボイスが主役の外伝。緊迫した隣国関係の中での人質にしていた姫を故国に帰すと共に自国の公子と婚姻して絆を深めるための道中の依頼を受けたボイス。依頼を受ける前に仲良くなったバリカイと娘だけで構成された部隊娘子軍から選ばれたメンバーとの道中は激しいながらも順調に進んでいた。そんな中果敢に敵に挑むマンレイドに少しずつ惹かれていってるボイスが若々しくていいなと思いました。途中から呪術師も合流し戦いが激しさを増す中次巻へと続く。次も気になるところ。
2020/11/14
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