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トナルの森 (富士見ファンタジア文庫 22-3 霊樹界 1)

トナルの森 (富士見ファンタジア文庫 22-3 霊樹界 1)

トナルの森 (富士見ファンタジア文庫 22-3 霊樹界 1)

作家
岬兄悟
佐竹美保
出版社
KADOKAWA(富士見書房)
発売日
1992-04-01
ISBN
9784829124369
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トナルの森 (富士見ファンタジア文庫 22-3 霊樹界 1) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

ファンタジーに徹した作品。笑いはないが、岬さんらしい要素はたっぷり。墓からのよみがえりというイメージを、ここまで具体的に描いて見せたのはお見事。意識が戻るってどんな? というつかみどころのなさそうな現象も文章化。原初にもどった人間がどのように森とかかわっていくか、いわゆるファンタジーとしてのお約束的要素とどのように絡ませていくかが見どころ。後半が思いがけずスピードと危機感があって、主人公の行く末にハラハラさせられた。3冊シリーズなので続きはどうなるか。示された世界観との関係がどうなっていくかが楽しみ。

2021/07/10

洪七公

既読本

1993/08/12

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