龍炎使いの牙 1 (富士見ファンタジア文庫 66-1)
龍炎使いの牙 1 (富士見ファンタジア文庫 66-1) / 感想・レビュー
紫
上下二分冊+各四百ページ前後(原稿用紙換算一千枚オーバー?)という著者の破格のデビュー作の上巻。刊行当時は格闘ゲーム(餓狼伝説だとかスト2だとか)のブーム中、本書のノリは格ゲーそのまま、肉弾戦で怪物をやっつけてしまいます。本は分厚いですが展開はとてもめまぐるしくて、数ページ先でさえ何が起こるか分からないほど。アニメのシナリオを読んでいる感じでお話が進んでいくのであります。登場人物は話し合いの前に戦い始める脳筋揃いですが、そのくせみんなお喋りで親切で、とうとうと状況や設定を解説してくれるのは御愛嬌。星5つ。
2019/02/25
t_hirosaki(t_hirosaki)
あとがきの非常な香ばしさと裏腹に、割とネーミングの部分に与太っぽいところが散見されるので、いらんこと言わなければもっとよかったのではなかろうかと思ってしまった/内容は伝奇!!!って感じで面白かったです 上下巻とは思ってなかったが…
2022/11/13
北風
面白かった。戦う男たちの話で、泥臭くて、激しく熱い。大賞受賞作で、あまりの分厚さに二冊取ったのかと思ったし、二冊分冊にも驚いた。
感想・レビューをもっと見る