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スプライトシュピーゲルIV テンペスト (富士見ファンタジア文庫 う 1-1-4)

スプライトシュピーゲルIV テンペスト (富士見ファンタジア文庫 う 1-1-4)

スプライトシュピーゲルIV テンペスト (富士見ファンタジア文庫 う 1-1-4)

作家
冲方丁
はいむらきよたか
出版社
富士見書房
発売日
2008-04-19
ISBN
9784829132814
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スプライトシュピーゲルIV テンペスト (富士見ファンタジア文庫 う 1-1-4) / 感想・レビュー

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まりも

再読。要撃小隊の3人がある戦犯法廷に立つ被告と七人の証人を保護する任務に就くことになる…な話。絶望を味わい、傷だらけになりながらも諦める事無く飛び続ける彼女たちの姿は最高に輝いてました。また戦闘だけじゃなく、ゲームとは思えない緊迫感を出すと同時に各キャラクターを魅力的に描いた前半のTRPGの下りも非常に良かったです。電話を使ってオイレンとの繋がりを見せる展開もめちゃくちゃ良かったし、まさに最終巻に相応しい1冊でした。テスタメントで物語にどんな決着を付けるのか今から楽しみです。

2015/05/17

いおむ

よくもまぁこんな仕掛けをしつつ、長大なシリーズを書けるものだとあきれる程感心(^_^;)すげーよ!面白い!後半はずっと目頭が熱くなりっぱなし。オイレンの方をまた読み直すと格別だろうなぁ~。しかしとりあえず続きを…彼女たちがそれぞれ納得出来る生き方、未来を手に入れることが出来ますように。

2018/05/07

友和

再読。おもしろい。前半のTRPGが楽しそう。「オイレン~」とつながっていて、鳳/涼月の電話でのやりとり、最高。

2015/04/28

マーム

〈猋(ケルベルス)〉の涼月たちが対処する〈空港占拠事件〉と時を同じくして国連都市で発生した〈戦犯法廷事件〉。 スーダン共和国で4万人が殺害された“エルファシル紛争”に関する国際戦犯法廷が国連都市で実施されることになり、そこで重要な証言を行う7人の証人を警備することが今回の鳳たち〈焱の妖精(フォイエル・スプライト)〉の任務。 しかし、鳳たちの懸命の活躍にもかかわらず、一人また一人と証人たちが敵の手にかかって絶命していくストーリー展開は、ある有名な古典的ミステリーを彷彿させて、ハラハラドキドキさせられました。

2011/04/10

雪守

小隊メンバーの休日を描いた短編、要人保護の任務を描いた長編の二部構成。短編の方は和やかな雰囲気が出ており、何より冬真を意識し始めたらツンデレ化した鳳が可愛すぎです。だからどれだけハイスペックにすれば気が済むんですか、冲方さん。一方の長編は、小説内で展開される世界統一ゲームが秀逸。そしてその後の襲撃犯の探索、敵方に堕ちた特甲児童の戦闘へと発展していく展開はスピード感と緊張感が抜群です。妖精たちが成長と新たな力による侵食の先に一体どのような結末を迎えるのか、楽しみにしています。

2011/04/24

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