棺姫のチャイカI (富士見ファンタジア文庫 さ 1-3-1)
棺姫のチャイカI (富士見ファンタジア文庫 さ 1-3-1) / 感想・レビュー
Yobata
仕事もせず怠惰に暮らしていたトールは呆れた妹のアカリの発破により食料確保のため山に入ると何者かから逃げている棺を担ぐ謎の少女と出会う。成り行きで助けることになった少女・チャイカにある目的のために雇われることになったトールとアカリ。彼女の目的とは…そして彼女の正体とは…。スパイ,忍者,乱破者,が主人公のライトファンタジー。戦争時の当たり前で乱破師として育てられるもその戦争が終結し生きる目的を失っていたトールと、戦争で“魔王”と恐れられ八人の英雄に退治,遺体を分割され、その遺体を弔いのために集めようとする→
2014/04/04
合縁奇縁
帝国が倒れ長く続いた戦国時代が終わりを告げた戦後の混乱期。あるものを求めて旅をするチャイカ。彼女の目的が自分のやりたいことに最終的に通じるからと同行を決めたトール。兄に続くアカリ。平和な世界から、再び戦乱にしようとする発想は凄いな
2018/01/23
まるぼろ
三世紀にも及ぶ戦乱の末にガズ帝国の滅亡と言った幕切れで待ち望んだ平和を取り戻した・・・かに見えてるフェルビスト大陸で亡国の姫であるチャイカと目的を失って自堕落な生活を続けていたトールとその義妹で破天荒な性格のアカリによるファンタジー物です。今回はまだ出会い編ですが、正にこれぞ王道ファンタジーと言った進行は読んでてとても分かりやすく面白いと思いました。しかしまたとんでもない妹が現れたもんだなぁ・・・とw 敬愛する兄を撲殺しようとしたり剥製にしようとするアカリ可愛いですw もちろんチャイカもw 次巻期待です。
2014/03/30
ケーイチ
好物のバトルファンタジーでした。主人公が忍者風味の職業は初めてだった。騎士や剣士が敵として相対してくるというのも初めて。あまり正攻法では勝たなかったけれど、今後どういうバトル展開になるんだろう。楽しみ♪人が普通に死んだり、救いのない過去を背負っていたり、遺体を探す旅に出たり、なかなか独特な世界観で新鮮でした。キャラが突飛じゃないから、世界観を存分に堪能できる感じ。これからのトールの成長と、チャイカの秘密、遺体回収後の展開に期待。
2012/11/11
KEI
購入。榊さんは初読み。タイトルは「棺姫(ひつぎ)」と読む。ファンタジーって好きなんだよな。べたであればあるほど好きかもしれない。1巻は出会いの章、よくある序章。主要キャラ3人が旅を始める次巻からが本番といった様子。表紙にあるように、ちんまい娘がごっついの持っていると、ついつい惹かれちゃうんだよなww 大剣とかライフルとか。
2010/12/21
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