冴えない彼女の育てかた 3 (富士見ファンタジア文庫)
冴えない彼女の育てかた 3 (富士見ファンタジア文庫) / 感想・レビュー
とら
この作品、毎巻毎巻一人を集中的に狙ってその魅力を描く傾向があるので、何だか潔くて堪らない。次に来るって分かってるからね。各キャラのファンに優しい。だからあとはおそらく問題になる、エンディングである…特定の誰かとくっつくのであればそれは波紋を呼ぶに決まっているからだ。しかもこれはライトノベルだ。ギャルゲーみたいに色んなエンディングを描くわけにはいかない…本筋のルートはたった一つなのだから。しかしそれに関しては著者がそれっぽいことを言っているし多分そうなるんじゃないか?ってのはある…実際どう動くか楽しみだ!
2015/10/07
異世界西郷さん
ラノベを読んでいて、ここまでの“迫力”を感じたのは初めてかもしれません。1、2巻の文章に対する違和感は鳴りを潜め、読みやすくなっていました。そして、今回はコミケを舞台に“努力と天才”の対比が描かれていてページをめくる手を止めることができませんでした。地位も名誉もあるクリエイターが(粗削りでも)圧倒的な天才に出会ったら不安で不安でしょうがないよなぁと。作者にも何か思うところがあるのでしょうか。あと、倫也と英梨々の長年の蟠りについても、そうそう簡単には解決させないところにリアルな部分を感じました。
2015/03/24
Yobata
詩羽先輩と一夜をともにするという形で無事にプロットが完成する。次は英梨々のキャラデザの番なのだが夏コミも近く、さらに倫也と英梨々の前に波島伊織,出海の兄妹が…。伊織は超大物サークル所属で英梨々を引き抜きに,倫也の後輩でオタク弟子でもある出海には秘められた画力があった。それを前に逃走してしまう英梨々。連れ戻すキーワードは「リトラプ」…。駄目だ、主人公の倫也が何したいのか何考えてるのか全くわからんからついていけない…思考と行動を一貫してくれ…。恵のギャルゲー製作が主目的なんでしょ?突然に意味がわからん→
2013/09/17
soka
新キャラの後輩ちゃん登場。ライバルの同人ゴロも登場。舞台はコミケ。同人誌の売上を競ったりとか、描きたいもの vs 売れるものの対決とか、こみっくパーティーのあのルートとあのルートを彷彿とさせる感じで、じたばたするくらい面白い。「後輩キャラには生意気系と子犬系がいる」っていう安芸くんの分析も面白い。つまりホワイトアルバム2の小春は、この両タイプをひとりのキャラに載っけてみようという壮大な目標の上に生まれたのか。
2013/03/20
半熟タマゴ
表紙は新キャラだけど、英梨々がメインな巻。出海ちゃんは兄のサークルに入るのだろうか。強敵になりそうな予感。あと、気になったのが加藤さんが髪型を変えたこと。本当になんとなくなのかなぁ。加藤さんなりの理由があるのではないかと思ったり。
2015/03/11
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