グランクレスト・アデプト 無色の聖女、蒼炎の剣士 (ファンタジア文庫)
グランクレスト・アデプト 無色の聖女、蒼炎の剣士 (ファンタジア文庫) / 感想・レビュー
如水
『グランクレスト戦記』の亜流。舞台は大陸から外れた西の孤島エストレーラで繰り広げられる戦乱の中、極大級混沌が現れ、出て来たのは現役女子高生…何て突飛な(笑)。いや、面白かったですよ。惜しむなら、これが出版されたのグランクレスト戦記1巻後。本編の世界観が確立されてない所でこれが出たモンだから売れなくこれで終わり?ホントは3巻構成だったらしい?世界観が確立された今なら言える『続きが読みたい』と‼️そんな人はネットで構想が見れます?異能に目が行きがちな所を伏せがちで話を進める…コレって凄いと思うのですが。
2018/09/05
アウル
グランクレストのシェアワールド作品。戦記を読んでいるから世界観とか設定がわかりやすく戦記とは違った視点で話を楽しめた。女子高生が出てきたりクローン人間等の単語が結構出てくるので違和感を感じるかな。
2013/09/23
王蠱
「戦記」は未読だが作者買い。戦いに生きる傭兵の少年の前に異世界(現代日本)の少女が突然現れて・・・と話の筋だけなら使い古されたくらいの感もある王道だがそこからの味付けの仕方がやはり巧い。魔法や怪物が棲むような世界だろうとそれは紛れもない現実であり、ゆえに楽しいことも辛いことも哀しいことも醜いこともこの世界となんら変わりなく起こる。ファンタジックなだけでなくどこまでも現実に生きる感触を忘れないこのリアルさとのバランス感覚はさすが夏希先生。ここから先、彼らが見つける「流儀」をしっかりと見届けたい
2013/09/20
accept
グランクレストのシェアワールド作品。グランクレスト戦記はタイトル通りに戦記モノでしたが、こちらは幼き頃の悔しさを胸に強さを求める邪紋使いの主人公、異世界から召喚(正確には違うが)された女子高生がヒロイン等、どこか懐かしさを感じる王道ファンタジーに仕上がってます。王道故に意外性のない展開でさらっとした物語でしたが、軽く楽しめるファンタジーとして良作かと思います。邪紋使いの視点でどう物語が進んでいくのか、次巻も楽しみ。
2013/10/18
しぇん
グランクレスト第二弾。水野先生のが戦記風味な君主側の話なのに対して、こちらは少年が成長していく王道ファンタジー風味な作品でした。傭兵隊の仲間の兄貴分や謎めいた医者も良い感じで、ヒロインも面白い設定でよかったです。 何より隊長が強くしぶすぎるおじさんでしたが……。ここから主人公とヒロインがどう世界に影響を与えていくのか楽しみです。
2013/09/21
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