レンテンローズ笑う月 (富士見ミステリー文庫 34-2)
レンテンローズ笑う月 (富士見ミステリー文庫 34-2) / 感想・レビュー
ソラ
容(「BOOK」データベースより) 人は誰しもその心に闇を住まわせる。そしてまた一人、暗い闇を育てる者が。中学二年生の久世伸弥は、夢を見た。巨大な笑う月と大きな鎌を持った人影に追いかけられる奇妙な夢。友人だけでなく、己さえも偽りながら日常を送る伸弥にとって、その夢はなぜか心をかき乱すものだった。そんな伸弥が、ふと目にとめた“レンテンローズ”という花屋を訪れた時、彼の運命の歯車が音もなく動き出した!伸弥の周りで連続する事件。追いつめられた彼の前に現れるのは真実なのか、それとも!?五弁の白き花より紡がれる
2009/06/06
chat noir
長編になり、ミステリ色が濃くなってきた。プリムラが登場して物語に幅が出てきたこともあり、前作よりもより楽しめた。人間の心の弱さ、脆さ、そうしたものを感じさせた上で、殺人を犯した者を断罪するところは、とてもすっきりするし、自分にも反映させて前向きに生きようと思える。
2010/04/05
しき
続きは出ないの?
ともとも
レンテンローズシリーズ2作目…を先に読んでしまった失態。はっきりとした探偵役がいないものの、うまく事件解決へと導かれる。ミユキとノブさんがどんな人物なのか。これからわかっていくのかと思うがそれが楽しみ。その前にシリーズ1作目を読まねば…
2017/07/18
もずく
当時の富士見ミステリーの中では一番ミステリーらしいやつだった。
2002/10/01
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