らぶとラブる!? 学園サンクチュアリ (富士見ミステリー文庫)
らぶとラブる!? 学園サンクチュアリ (富士見ミステリー文庫) / 感想・レビュー
Humbaba
謎を解決しあとしても,それで全ての問題が解決するわけではない.ひとつの事象はそれ単独で存在しているわけではなく,別の様々なものと複雑に絡み合っている.起きた事象は一つでも,それは解釈がひとつに絞られるということにはつながらない.大切なものを守るためには,他のものを犠牲にすることが許される.
2010/11/10
schizophonic
探偵役がことあるごとに「愛だ……愛が見える……」とか「これは愛の事件です」とが言いだすの、エクスブライヤのロメオ警部みたい。どうしてもふたりきりでイチャイチャしたいから、そのための部室獲得に、開かずの間の謎を解くことになるという流れに繋げていくあたりは、富士見ミステリー文庫のLOVE路線を踏襲しながら誠実にミステリーしようとしている感があり。生徒の一人が『横溝正史読本』読んでたりとマニアックなネタがさらりと入ってたりするんですが、主人公のライバルの迷探偵が石動というのがまたなんとも。
2013/01/09
三毛招き
「公認カップル制度」ってのが面白そうで買ったのに、死んでる設定だなぁ
2012/01/10
永山祐介
あの主人公は正直、女生徒の憧れの的になるより前に、盛大に引かれそうな気がするんですが。「愛のことなら放っておけない」とか「真実の愛を求めているんだ」とか「愛だ……愛が見える……」とか。
2005/08/16
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