夜に赦される (プラチナ文庫)
夜に赦される (プラチナ文庫) / 感想・レビュー
せ〜ちゃん
★★★★ 『夜』シリーズ第2弾。1冊目に比べ、893部分へ深く関わっていく印象です。今回は羽生に囚われた3人の男・・・秋津と久我ともう一人真田が、その囚われた心を解放できる様な事件が起こる。秋津の中でも、驚きの真実を2度に分けて耳にする事で、久我から遠ざかり、再び久我を求め、ある決意をするに至る。羽生を愛してやれなかった負い目が久我への愛情に勝った様に・・・。久我も秋津も男前だよね♡ このシリーズはユギさん買いだったんだけど、よく見ると秋津のお尻が可愛いじゃないかっ!
2015/07/09
メイ&まー
んで結局続きは読む。あらすじにもぎょっとなったけど、さすが英田さん読ませるな!久我が握ってた真相の真相にはご都合主義も匂うけど、ぎゅぎゅっとコンパクトに説得力のある感じ、やっぱり信頼のおける作家さんだなあ。新たな決心をした秋津のこの先も気になるところで、次へ。久我の持ち歌はマイウェイに昴…うん、おっさ…貫禄たっぷりだね!若いのに…若いのに…
2016/09/24
de sang-froid
年下893攻BL。②溝口組若頭・久我(左・33歳)の情人で八奈美探偵時事務所所員・秋津(右・37歳)は、過去に同じ893の情人・羽生と深い関係を持っていた。死後四年が経って彼の知り合いだったという真田が訪ねて来て。若頭×元警察キャリア。攻が受の尻に敷かれててヘタれてたのが笑えた。受の前の男・羽生が抱えていた孤独や苦しみが、あんな死に方を選ばせたのだと思うのだが。彼視点の話を読みたい。
2013/09/08
那義乱丸
前作で物足りなかった羽生のエピがじっくり描かれているので満足できて、さらにハマった!真田により知らされた衝撃の事実、秋津を襲う危機、久我の明かす真実。痛みを伴う辛い展開だけれどそのどれもが重い意味を持ち秋津の過去に囚われた心を解き放っていく。秋津と久我、それぞれの本気の愛がビシビシ心に迫ってきて凄い!共に生きていきたいと思うたった一人の男の傍らでどこまでも歩いていくって素敵だ。そして、久我の目指すものを知った秋津の決意と覚悟がどう花開くのか次作を読むのが楽しみ!それと秋津のカカア殿下っぷりにも期待w
2012/06/25
マッコリ
シリーズ2作目。あらすじから不穏な雰囲気を醸し出してましたがドラマティックな一冊でした!久我も秋津も男前だー!秋津の一生に一度の言葉、久我と羽生の最後のやり取りにホロリときました。秋津の夜の乱れっぷりもすごかった。久我が二人いればいいのに、だなんてもうたまりません(笑)シリアスもアダルト(バ)カップルも楽しめて満足!あとがきにあったその他の番外編や羽生と秋津の過去話も読みたかった~!共に生きる覚悟を決めた二人、世界が世界だけに穏やかではないけれど続きが楽しみ。
2012/07/21
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