アサシンメイドとスパイ卿 (美少女文庫)
アサシンメイドとスパイ卿 (美少女文庫) / 感想・レビュー
nishiyan
最年少で官吏登用試験に合格、御前試合での優勝経験を持つが故にスパイ卿に取り立てられたエルンストと、彼を暗殺するために派遣されたアサシンメイドのリザによるいちゃラブもの。アサシンの能力は高いもののドジっ娘メイドのリザが可愛らしく、過去に経緯があって親族を粛清したエルンストの心を癒やしていく展開はとても好き。エルンストは彼女が何者であるのか知った上で泳がせて遊んでいたのが愛するようになるのもコメディタッチで楽しい。閨房術を学ばないまま派遣されたため、処女喪失のときから生娘のような反応をするリザがまた良かった。
2020/04/26
えすてい
今作もわかつきひかるイチャラブ路線の踏襲。「アサシンメイド」とあるが、主人公を暗殺するサスペンスはなく、わかつきひかるなので最後はめでたくハッピーエンドの新婚生活。ただ、わかつきひかる作品では過去あまりない、初体験も2回目もヒロインが「痛い痛い」と叫ぶシーンがある。しかし、章が下るにつれ、その痛みも和らいでいき、イチャラブは深化していく。恥ずかしながらも積極的に主人公を受け入れていくわかつきひかる路線も子宮頸管粘液も勿論登場する。
2020/04/20
五十貝ボタン
国内の不穏な動きを調査するスパイ卿と、その命を狙うためにやってきたアサシンメイド。本来はメイドの仕事中に隙を見て殺す、という役割なのですが、ポンコツなリザは機を逃してしまった上にどんどんエルンストに惹かれていく。ベッドシーンでふたりの関係の変化が描かれて、観も心もガードを下げていく描写に心温まります。感情が高ぶると泣き出してしまうリザは確かにかわいい。彼氏のパジャマを着るとか、舞踏会とか、乙女系!?ってなシチュエーションを美少女文庫で見るのも面白いですね。
2020/05/20
感想・レビューをもっと見る